沿岸バス
豊富（とよとみ）駅から稚咲内（わかさかない）行き。
見渡す限り何もない広大な原野の中の１本道を抜けます。
サロベツ原野
小平（おびら）役場前
キングオブ快速バス。沿岸バス稚内行き。
旭川から留萌へ向かい、海岸をひたすら北上し羽幌、遠別、幌延と各町村を経て
豊富からは普通便に変わり稚内へ。
豊富を過ぎる頃にはお尻の感覚がなくなり腰が伸びないまま稚内ターミナルへ
放り出される驚異の６時間２０分最強の快速バスでした。
増毛町歩古丹（あゆみこたん）
国道２３１号線最大の難所だった増毛山道登リ口付け根になります。
道路ができるまでは猫の額ほどの土地に学校と番屋集落があったそうです。
皮肉にも道路と引き換えに生活の場がなくなり、船着場も波に洗われ自然に還ろうとしていました。
現在は急峻な山をトンネルが貫き、海岸に迫る旧道を行くバスの姿は見ることが出来ません。
旧歩古丹バス停
雄冬行き
海岸沿いを快走してきたバスは一転エンジンをうならせ、
ヘアピンカーブが途切れることのない山越えに入ります。
大別苅（おおべつかり）トンネルが完成し急カーブの連続する山越えルートも
昔話になりました。今ではグーグルアースで旧道ルートの暴れ具合がよく確認できます。